2003年10月02日
(株)ビーエルジェー
市場 | グリーンシート |
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コード | 4810 |
発行株数 | |
単位株数 | 1 |
倒産時株価 | 1600 |
廃止時株価 | |
倒産日 | '03.10.02 |
廃止日 |
メモ/記事引用
(株)ビーエルジェー(資本金7億1880万円、栃木県宇都宮市刈沼町369-1、上澤馨社長、従業員10人)は、10月2日に宇都宮地裁へ自己破産を申請した。申請代理人は、加藤貞晴弁護士(東京都中央区日本橋2-5-3、電話03-3516-0645)。同社は、1992年(平成4年)3月に設立。米国に現地法人を設立し仕入ルートを確立、個人輸入代行をスタートし、その後は企業間電子商取引事業を手がけていた。98年6月には未公開株専門のディー・ブレイン証券(株)を通じて日本証券業協会の「気配公表銘柄(グリーンシート)」のエマージング市場に株式を登録、ピーク時である2001年12月期には年売上高約6億9400万円を計上していた。しかし、収益面においては経費負担が重く、ここ数期は大幅な欠損計上を余儀なくされていた。2002年から、電子商取引事業を縮小し、情報通信機器販売へ事業を大幅にシフト、ADSLモデムなど通信機器分野に参入したが、計画通りには進まず、2002年同期の年売上高は約1億3700万円に落ち込んでいた。通信機器においては商品開発サイクルが速く、開発費の回収が間に合わず資金繰りは急激に悪化、追加の資金調達も不調に終わり、事業継続を断念した。負債は約9億円。