(株)リプラスシーズクリエイト(株)

2008年09月25日

ジェネシス・テクノロジー(株)


市場東2
コード2473
発行株数7,315,000
単位株数100
倒産時株価70
廃止時株価5
倒産日08.09.25
廃止日 
負債11,264百万円
資本金
2,633,950千円
所在地
兵庫県
態様
民事再生法

メモ/記事引用
「兵庫」 ジェネシス・テクノロジー(株)(資本金26億3395万円、西脇市和田町75、代表小松伯正氏、従業員477名)は、9月25日、神戸地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。申請代理人は、軸丸欣哉弁護士(大阪市中央区北浜3-6-13、電話06-6202-4776)。監督委員には、上谷佳宏弁護士(神戸市中央区京町80、電話078-392-3100)が選任されている。当社は、1987年(昭和62年)12月に、(株)神戸製鋼所など4社の合弁で、半導体テスターの販売事業及び半導体テストハウス事業を目的に設立。その後、99年11月には(株)神戸製鋼所100%出資子会社となっていたが、2003年4月にMBOにより、日興プリンシパル・インベストメンツ(株)が100%出資する特別目的会社であるGTIホールディングス(株)が、当社発行済株式の65%を取得し、独立系半導体検査サービス会社となっていた。2006年3月には東証2部に株式を上場。大手半導体メーカーなどを得意先に、2006年3月期の年売上高は約129億7300万円を計上していた。しかし、2008年3月期には、半導体の価格下落やFPD(フラット・パネル・ディスプレイ)駆動用ICでの生産調整が長引き、事業構造改善、希望退職の募集をはじめとする合理化施策に取り組んだものの、FPD駆動用ICの市況悪化の長期化に加え、ロジックICでも顧客の生産動向の変化による数量減少が大きく影響し、業績が大幅に悪化。年売上高は約85億8900万円にまで落ち込み、約48億7300万円の当期純損失を計上し、継続企業の前提に関する注記を記載していた。今期に入り、一部事業の売却、拠点統合、人員削減などのリストラに取り組んでいたが、第2四半期に半導体テストハウス事業の需要が減退傾向を強め、第3四半期以降も更に悪化する見通しとなる中、売上高も急激に落ち込むことが予想され、資金繰りにメドが立たない状況となったことから、今回の措置に至った。負債は、2008年9月25日時点で約112億6400万円。なお、2008年に入ってからの上場企業の倒産は、(株)リプラス(東証マザーズ上場、東京都、9月破産手続き開始決定)に次いで17社目(上場廃止後のエー・エス・アイ(株)を含む)となる。


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